肩こりってどうして起こるの? 肩こりの5大原因

日本人は肩こり多いって言いますよね。
でも、欧米人だってなるでしょ?
っていうか、肩こりにならない人っているの?なんて思いますよね。

そんな肩こり関連のちょっとした小話と、肩こりの起こるメカニズムや原因について今回はお話したいと思います。

肩こりには「病気が原因ではない肩こり」と、心疾患などの「病気が原因で起こる肩こり」と2種類あります。ここでは「病気が原因ではない肩こり」についてお話しています。

肩こりってどうして起こるの?01_上手なマッサージ屋さんの見つけ方_解剖学

肩こりの起こるメカニズム

肩こり筋肉で起こります。
人によって感じ方は違いますが、「痛い」「重く感じる」「だるい」など、さらにひどくなると頭痛や吐き気が起きる人もいます。
そしてその状態をずーっと放っておくと、いわゆる四十肩などになり、肩が上がらない首が回らない、深刻になると痛みがひどくて生活に支障をきたすほどにもなることも。

そういった肩こりはどうして起こるのでしょうか?
まず、肩コリの筋肉というと「僧帽筋」が有名ですよね。その他にも、「三角筋」や「肩甲挙筋」「胸鎖乳突筋」、ローテーターカフと言われる肩を回すことに関係するインナーマッスル(棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋)などがかかわっています。
同じ姿勢を長くとり続けたりすると長時間筋肉を緊張させることにより、筋肉がこわばり、血行が悪くなります。
また、ストレスを感じたり、緊張すると、交感神経が優位になり、血管を圧迫し、やはり血行が悪くなります。




そうすると、筋肉に栄養が十分に行き届かなくなり、疲労物質が溜まります。
疲労物質が溜まっていくと、筋肉がこわばり固くなってしまいます。
筋肉が固くなると血管を圧迫し、また疲労物質が溜まりやすくなり、悪循環となって肩こりがひどくなっていきます
筋肉のこわばりがあまりひどくなると、血管だけではなくて末梢神経などにも影響し、神経痛などもひきおこしていきます。

分かりやすく箇条書きにして見ましょう

1.同じ姿勢を長時間とる、ストレスを感じるなどで筋肉が緊張する
2.血行が悪くなり、疲労物質が溜まる
3.の筋肉が固くなる
4.さらに血行が悪くなり血管を圧迫、神経にも影響する
5.ふりだしにもどり、悪循環していく

と、こんな感じです。

肩こりってどうして起こるの?02_上手なマッサージ屋さんの見つけ方_解剖学

そして、筆者がマッサージの仕事をしていてお客さんからよく聞く肩こりの原因トップ5は、

パソコン
車の運転
自分は姿勢が悪い(猫背だ)から
ストレス
目の疲れ

です。(どれが一番とかはないですけどね)もし、さらに1つ追加していいなら、「自分はコリ症だから」というのもよく聞きます。
ちなみに、上の3つは同じ姿勢を長時間とってしまうことにつながり、したの2つは交感神経が優位になるストレスや緊張に関係しています。

 

肩こりって英語にはないの?

肩こりってどうして起こるの?03_上手なマッサージ屋さんの見つけ方_肩こり猫

肩こりネタの話をしているとよく出てくる話題ですが、「肩こり」という単語は夏目漱石が作ったというお話があります。
そして、「肩こり」という言葉があるから日本人は余計に肩がこるんだ、なんて言う人もいます。

実際に夏目漱石の小説の中に「肩こり」という言葉が出てくるそうです。
でも、同じ時代の他の本にもやはり「肩こり」という単語は出てくるらしく、夏目漱石が作ったというわけではないようです。

また、英語に「肩こり」にぴたっと当てはまる単語はないですが、肩(首)が痛いとか、肩(首)が堅くなったといった表現はありますので、日本人が「肩こり」という単語のせいで余計にコッてしまうんだとういうのはちょっと言い過ぎなのかもしれませんw

でも、慢性的な肩こりになってしまう人は誰かのせいにでもしないとやってられない気持ちになっちゃいますよね ^^;

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