「足ツボ」「リフレクソロジー」「フットマッサージ」。お店によって違いはあるけど、たいていそんな名前で呼ばれるコース。足裏やふくらはぎにオイルやクリームを塗って反射区を刺激して疲れを癒します。
そして、これがけっこう人気あるんです。
でも、中には「オイルを塗られるなんてヤだよ」と敬遠して、食わず嫌いの人もいます。
また、「足裏じゃなくて疲れている肩や腰をマッサージしてほしいんだよ」と言って、足ツボのコースを受けたことの無い人もいます。
今回は、そういったまだ「足ツボ」未経験の方達にその良さを、そして足ツボが好きな方はさらに好きになるようなお話をしたいと思います。
膝から下だけで30分なんて贅沢?でも全身の疲れが取れるんです
足は第二の心臓と呼ばれたりします。
身体の下にある足にはどうしても血液が溜まります。
でも、足の筋肉を使うことで、その血液をポンプのように心臓へ送り返してくれるのです。
そんな大事な部分ですから、足裏を刺激することで全身の疲れを効率よく取れるんです。
普通にマッサージすると全身マッサージするのにだいたい60分くらいが目安です。
もちろん30分くらいで出来ないこともないですが、かなり駆け足でサーッとやることになります。
ある程度きちんとやるにはやはり60分くらいが目安です。(もちろん疲れの度合いにもよります)
でも、足ツボなら30分くらいが目安なんです。
そうすると、60分しか時間がない。でも今日はものすごい疲れている。だから出来るだけ効率よく疲れをとりたい。
そんなときには、足ツボを先に30分やってから、あとはピンポイントで特に疲れているところ、例えば肩や腰などを1~2か所、残りの時間でやってもらうと疲れもとれ満足感も得られるのです。
肩を揉んでほしい、でも全身も疲れてるとか、腰が痛いからやってほしい、でも全身疲労もなんとかしたい、なんて時に足ツボとの組み合わせをぜひ、試してみてください^^
きっと、あなたも「足ツボ」が大好きになりますよ
オイルを塗られるのが嫌なんだよ!
男性に多いんですよね。オイルとかクリームを塗られるのが嫌いな人。
でも、そういう人も、塗られたことがないから嫌いという人が非常に多いんです。
オイルを身体に塗ってもらうのって実はとっても気持ちがいいんですよ。
オイルを塗られたくない理由って
・湿った足で靴下を履きたくない
・なんか気持ち悪い
の2つがたいていの人の言う理由です。
でも、終わった後にちゃんと拭いてもらえます。なのでべちゃべちゃした状態でそのあと過ごしたりすることにはならないので安心してください。
また、なんか気持ち悪いっていう人。
そんなことないです。気持ち悪いどころか、とっても気持ちがいいんです。誰かにオイルを塗ってもらうのも、人に足を拭いてもらうのも、それってとても贅沢で気持ちがいいことなんです。
だから、食わず嫌いの人達にはぜひ足ツボを一度試してもらって、好きになってもらいたいと筆者は思います ^-^
あと、他に足ツボを受けない理由って、
・痛そうで恐い
とういのがあります。
でも、希望の強さを施術者に伝えれば、ちょうどよい強さにしてもらえるものです。日本ですと強めが好きな方が多いので、そういうイメージがありますが、西洋のオイルマッサージなどは痛くしないのが基本だったりします。なので、痛いのが苦手な方でも大丈夫なんですよ。
反射区って何?水は飲んだほうが良いの?
足ツボやリフレで言う、反射区ってなんだろう?って思いますよね。
足裏にあるツボみたいなものかな?と漠然に思っている方も多いと思います。リラクゼーションをお仕事にしている人でなければ、そんな感じで思っていてもらってもいいと思います。
でも、実は反射区って、もともとアメリカのお医者さんが発見したものなんです。なので東洋医学のツボや経絡とは関係ないんです。
リフレクソロジーの反射区を押すと、その反射区に対応した部分、例えば、「胃」だったり「肝臓」だったりの血行が良くなり疲れが取れます。
反対に、身体のどこかが疲れていると、例えば全身疲労で腎臓や泌尿器系が疲れていると、それに対応する足裏の反射区が、固くなったりするんです。
それで、施術者はお客様の疲れているところを予測したりしながら施術をするんです。
ちなみに、終わった後によく「お水をたくさん飲んでくださいね」って言われたりすると思います。これは全身の血行が良くなったので、老廃物を尿と一緒に排出してもらいたいからです。でも、一度にたくさん飲むのではなくて、何回かに分けて小まめにとったほうが良いでしょう。また、あんまり冷たいお水を飲むとせっかく血行が良くなった内臓が冷えてしまいますので、出来れば白湯のようにすこしぬるめのほうが良いです。