自分で身体を動かすお客さん~マッサージ屋さんがちょっと困ったなと思うこと その1

マッサージ屋さんがちょっと困ったなと思う点を知っておくと、上手にマッサージを受けることができます。
だって、やりづらい仕事より、やりやすい仕事のほうが、よい仕事ができますよね。
自分を施術してくれるマッサージ屋さんによい仕事をしてもらうためにも、マッサージ屋さんを困らせない知識があるとちょっぴり得するお客さんになれるんです。

今日ご紹介するマッサージ屋さんがちょっと困ったなと思うことは、自分で体を動かすお客さんです。

気をつかって身体をうごかしているあなた、それ、ありがた迷惑です

マッサージ屋さんはお客様の身体を動かすことが多いです。
ベッドの横に垂れていたお客様の腕を持って、いったんベッドのわきにのせたり、ぴたっと閉じていた両足を少し開かせたり。

そんな時に、
(あ、足を開かせるのかな?じゃあ、自分で)
と、気を使ってくださって動かすお客様がいらっしゃいます。

でも、実はそれってマッサージ屋さんにとって、けっこう不快なことなんです
足を開かせようとして動かしているときに、さらにお客様が自分で足を動かすと、思った以上に動いてしまいます。

それに、自分の持っているものが突然動き出したら怖いですよね?
落としてしまうわけにもいきません。
また、足の力はとても強いです。腕の3倍の筋力があるといわれています。
男性の施術者でも、女性が突然足を動かしたら(うわ!危ない!!)って思うことがけっこうあります。

もちろん、施術者たちはみんな(気を使って自分で動かそうとしてくれたんだな)とわかっていますから、そんなことで怒ったりはしません。
たぶん、何も言わないと思います。
でも、本当は(動かさないでほしいなぁ)
って思ってるんです。

また、あんまりにも疲れすぎてしまっているときはお客様が意識的に(動かそう)と思っていなくても身体が勝手に動いてしまうことがあります。
無意識に相手(施術者)のやっていることを感じ取って、体を動かしてしまうんです。
気が張り詰めちゃって、緊張が抜けきらないときなんかによくあることです。

そういうのは、腕の良い施術者なら感じ取ってくれているので、(仕方ないよね。よっぽど疲れちゃってるんだね)
と思ってくれるでしょう。

自分で体を動かす客_マッサージ屋さんがちょっと困ったなと思うこと

頑張って自分で動かすお客さん

気を使って動かすお客さんではなくて、頑張り屋さんで自分で動いちゃうお客さんがいます。
これは、ストレッチなんかをやるときに、施術者が腕や肩を回してあげているのに、自分でもやっちゃう人がいます。
正直こんなとき施術者は(自分で動かすんなら、マッサージ受けてるとき以外にやってよ)
って思っています。
それに、正直危ないです。施術者はお客様が動かない前提でストレッチをしています。そこに余計な力が加わると、スピードが付きすぎてしまったりして関節に無理な負荷がかかってしったりします。

私は、ストレッチをしているときにお客様が身体を動かさないように、「力を抜いてだらっとしていてくださいね」とよく言います。
これでほとんどのお客様は、脱力していてくれます。でも中にはこちらの言うことを聞かないで、自分で頑張ってストレッチをしちゃう人がいます。
そういう場合はさりげなく回数を少なくして、それ以後はあまりそのお客様にはストレッチをしないようにします。
だって危ないですから^^;

施術者はみんなお客様のコリや疲れを取ろうと一生懸命です。
そしてそれと同じように、お客様にけがをさせないことに対しても真剣です。
危ないことはしたくない。
それが本音なのです。

お客様としては、自分でも動かしたほうがより効果があるだろうと思って頑張ってしまっているのでしょうが、それは間違いです。
脱力してくれているほうが、より伸ばしてあげることができます。
施術者が危ないと感じたら、適切に伸ばすことができません。

ストレッチを受けているときに自分でも伸ばそうとすることは良いことが1つもないのでやめましょう。
脱力して身体の動きを施術者にすべて任せることがリラックスにもつながりますし、より効果の高いマッサージを受けることにつながります。

「頑張らない」ことが大切です。




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