上手い人ってどんな人? その2 ~上手なマッサージ屋さんの見つけ方~

上手なマッサージ屋さんとはどんな人なのか?
技術や知識がある人、経験豊かな人というだけでは不十分で、これからお話しするような条件をあわせ持った人が上手な施術者であると私は思います。

 

まず、あなたが好きな人という条件

これはかなり重要な要素です。
マッサージは他人に自分の身体を触ってもらって受けるサービスです。嫌いな人に身体を触られて嬉しい人はいません。嫌だなと思いながら受けるマッサージはとても苦痛な時間でしょう。そして嫌だなと思いながら受けていて、疲れが取れたり癒されたりするわけがありません。嫌いな施術者や合わないなと思う施術者がいるお店の場合は必ず他の人を指名することをお勧めします。

リラクゼーションマッサージの上手な人の見つけ方02

丁寧な施術者

仕事が丁寧な人が良いということはどんな職業でも当たり前のことですが、マッサージのように人の身体を扱う仕事の際は特に重要です。
お客様の足や腕、場合によっては頭を動かす場合もあります。ストレッチや意外とアクロバティックな施術をする場面もあります。
そう言った時に、普段から仕事が丁寧な人は事故も少ないです。

私は施術に限らず普段から雑な仕事をしている施術者の方には、練習の際でも自分の身体をマッサージさせるのは正直怖いし嫌だなと思ってしまいます。




清潔感のある施術者

清潔感に関してもやはりとても重要な感覚です。
マッサージのお店は不特定多数のお客様が来ます。
色んな人が横になるベッド、身体に直接触れるタオルや枕カバー。
これらの管理をするのは現場の施術者です。
私はいくつかのお店で働いたことがありますが、お店によってタオルの扱い方が違います。一回ごとに変えるのか、それとも数回使ってから替えるのかといったことで清潔感はだいぶ変わってきます。

私があるお店で働いているとき、リフレクソロジーという足ツボマッサージのコースがありました。それはオイルやクリームを足に塗ってする施術で、敷きタオルを使います。敷きタオルは施術を一回すればオイルやクリームがついて湿った状態になります。そのタオルをたたんで所定の位置にもどすようにと研修で言われたときには驚きました。普通のお店なら一度の使用で洗濯します。同僚の人達の間で何度もこのタオルについては話題にあがりましたが、オーナーの指示だということで敷きタオルは1週間に1度程度の洗濯でした。
私や数人の同僚はそれが気持ちが悪く、自分がリフレクソロジーのコースを担当するときは新しいタオルを勝手に出して使っていました。
そのお店は家の近所の激安店で、元スタッフの私はスタッフ料金でさらに安く受けられるのですが、行く気になれません。

リラクゼーションマッサージの上手な人の見つけ方03

他にも、アロマのオイルマッサージのお店を個人でされている方に会ったことがあるのですが、タオルは毎回洗うと大変だから、2~3回使ってから洗うと言っていて驚いたことがあります。
汚いでしょと言ったら、オイルの良い香りがするから大丈夫(バレない)などと言っていて、さらに驚かされました。
お店自体が問題がある場合でも施術者の方が清潔な方だとある程度それを食い止めたりしてくれるものです。
また、私はタオルを何度も使いまわすお店での仕事は長続きしませんでした。決してタオルのことが一番の原因ではないですが、オーナーの感覚についていけないと思うことが多々あったからです。

普段から信頼できる人を指名施術をしてもらっていれば、知らずに汚い思いをするような機会はだいぶ減ると思います。

 

偉そうな態度をとったり、説教などをしない人。自分の話ばかりしないでお客様の話を上手に引き出してくれる人

たまに、身体の仕組みや健康についての小難しい話を得意げに話す施術者がいます。また自分のしたい話ばかりするおしゃべりな施術者もいます。話をしたくていらっしゃるお客様もいますが、自分が興味のない話や健康についての難しい話を、疲れている時に聞かされて嬉しい人はあまりいないでしょう。

リラクゼーションマッサージの上手な人の見つけ方04

人というのは基本的に話すことは好きでも聞かされることは好きではないものです。

会話というのは疲れを癒すのにとても重要な要素の1つです。

自分の話を聞いてもらるだけで、悩みが気にならなくなったり、胸のつかえがとれたりするものです。
ずーっと同じことを繰り返し考えたりするのはストレスによる血行不良の原因になります。
それを解消するうえでも会話というのは大切です。上手に話を引き出してくれる施術者というのは、身体だけであなく心も癒してくれるとても上手なマッサージ屋さんだと思います。

また、静かにマッサージを受けていたいと思う方もいらっしゃいます。
自分のお客様が会話をしたいのか、それとも静かに受けたいのか、そういったことを感じ取ってくれるような心配りのできる人が上手な施術者の条件の1つと言えるでしょう。

人の気持ちの分かる優しい人

マッサージ上手い下手を分ける境い目の1つに、身体に触れてどこが疲れているか感じとることが出来るかどうかということがあります。
これが出来ないといつまでたっても初心者です。
初心者は習ったことを習った通りの順番で施術します。マニュアル通りでお客様からしたら、自分の身体のことなんかお構いなしに押してるだけど感じてしまいます。

上手な施術者は、どこが疲れているのか感じ取り、お客様の身体に合わせて施術を組み立てていきます。

そういった能力はやはり経験によって培われていくものですが、それだけでなく人の気持ちを感じ取れるかどうかも重要になってきます。せっかくどこが疲れているのか分かっても、人の気持ちが分からない人は、そんなことはお構いなしに自分の都合で自分のやりたい施術をしてしまいます。

マッサージの技には疲れるようなものもあれば、楽で簡単になものもあります。疲れている人を癒したいという気持ちがなければどうしても楽な技ばかりしてしまいます。

また、お客様の身体をいたわる気持ちがない施術者は、施術中も違うことを考えています。早く時間がたたないかなぁ、なんて考えている人が、(ここがずいぶん疲れているな)とか、(いつもと違う疲れ方をしているな)といったようにお客様の身体の心配をしている人より良い施術が出来るわけがありません。

マッサージ屋さんは人の気持ちの分かる優しい人を選んだほうが良いでしょう。

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