マッサージでよく折れる骨~マッサージ屋さんの四方山話

マッサージ屋さんの四方山話。マッサージにかかわる話や、その他いろいろ書いてみようかなと思います。

今回は、マッサージでよく折れる骨の話です。

よく折れるのは、ろっ骨

マッサージで事故っていうと、肋骨(ろっこつ)を折ってしまう事故を私は一番に思い浮かべます。
(私は折ったことはないですよw)
なぜかというと、研修の時に
「第12肋骨はマッサージで折れやすい骨だから気を付けるように!」
とならったからです。

肋骨はろっこつでも、第12肋骨ってなに?って思う人が多いと思います。
そこで肋骨の構造について簡単に説明しますね。

肋骨はあばら骨ともいいますが、たくさんありますよね。そして胸のあたりで丸くなっていて心臓や肺など、内臓を囲むような形になっています。
そして胸骨(きょうこつ)という胸の中央にある骨にくっついて輪っかのような形になっています。
でも、上から数えて11番目と12番目の肋骨は、実は胸骨にくっついていないんです。
輪っかになっていない分、強度が弱くマッサージでその骨に力を加えてしまうと簡単に折れてしまうんです。

マッサージでよく折れる骨_第12肋骨

プロだけじゃなくて、家族のマッサージでもおられちゃうことがある第12肋骨

12肋骨が折れた話は、たまに聞いたりします。
自分が以前勤めていたマッサージ屋は全国展開していたので、「○○の店舗でろっ骨を折ってしまった事故があったから、みんな気を付けるように」なんて注意喚起を受けたり。
また、自分が勤務していたお店の同僚が折ってしまったこともありますw
とはいえ、そんなにたくさん起こるような事故ではありません。

他には、施術中にお客様から、「実は以前、妻に背中を押してもらってたら、骨折しちゃったことがあってね。。。」なんて話を聞いたこともあります。
私は10年以上この仕事をしていますが、お客様から聞いたのは2回です。

素人の人は、マッサージで折れやすい骨があるなんて知らないわけだから仕方ないよなぁと思いますが、ずいぶん強く押したんだなぁ。。。w なんて思ったりもしましたw




ろっ骨はもともと折れやすい骨

肋骨はその内側にある心臓などの臓器を守るための骨で、衝撃に弱く折れやすい骨です。
なので、マッサージ以外の原因で折れてしまうこともよくあります。
中身を守るのに折れやすいっておかしくない?って思う方もいるかもしれませんが、折れることで衝撃を吸収して内臓を守っているんです。

肋骨のその衝撃吸収メカニズムが解明されてから、自動車のボンネットは事故の時にわざとぺしゃんこに潰れるようになりました。
潰れることで衝撃を吸収し、車に乗っている人間を衝撃から守るのが目的です。

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